日本で最も難しいと言われているのが【東京大学】です。
そのなかでも「医学部」と言ったら、最難関と言っても過言ではないでしょう。
しかし、【東京大学】は、他の一般的な大学とは違い、「医学部」を受験することは出来ません。
【東京大学】の入学試験は、「学部」や「学科」ではなく、「科類」という区分で募集されます。
文系・理系それぞれに、「文科一類・二類・三類」「理科一類・二類・三類」の6つの区分に分かれています。
入学時には、この6つの区分に分かれて所属することになりますが、3年進学の際に文系・理系それぞれの学部へと進学します。
ですから、「医学部」への進学を希望されるのであれば、理系の「科類」を選んで受験する必要があります。
「医学部」への進学が可能なのは、「理科二類」か「理科三類」になります。
「理科一類」からも「医学部」への進学は不可能ではありませんが、相当な努力が必要でしょう。
「理科二類」から「医学部」へ進む場合も、「理科一類」からほどではないにしろ、同じくかなりの努力をしなければ難しいでしょう。
「理科二類」からの「医学部」への進学のほとんどは「健康総合科学科」です。
「医学科」への進学となると、相当厳しいと思って間違いありません。
元々、「医学部 医学科」への進学を希望しているのであれば、「理科三類」に入学するのがベストです。
「理科三類」からは、ほぼ全員が「医学部」へと進学します。
では、【東京大学 理科三類】への受験合格を果たすためには、どれくらいの偏差値が必要なのか、気になりますよね。
さすがは、日本で最も難しいと言われるだけのことはあって、入試偏差値は72と言われています。
「理科一類」「理科二類」の偏差値が68ですので、飛びぬけて高い数字をマークしていることがわかります。
得点率を見てみても、90%前後の「理科一類」「理科二類」に比べて「理科三類」は、92%と群を抜いています。
【東京大学 医学部】で勉強したいなら、受験の際に頑張って「理科三類」へ合格することが一番の近道であると言えます。