「理系」と言えば「男性が多い」というイメージでしたが、最近では「リケジョ」などと、もてはやされることもあってか、女性でも理系の方へ進む方が増えています。
もちろん、そのような動機だけでなく、男女問わず「やっぱり文系よりも理系!」「将来的な仕事の幅が広がりそう」というような考えで、理系に進む方も多いでしょう。
大学において理系の学部と言えば、理学、工学、農学、医療・保健学の4系統に分かれます。
医師や看護師などの医療系に進みたい方は、当然「医療・保健学」ですし、農業系の方は「農学」を選択されますよね。
では、「理学」「工学」はどういうことを学ぶのかというと・・・
理学・・・自然のしくみや自然現象を追求・解明することを目的とし、 物理や数学、化学、地学、生物などの理数科目を専門的に学びます。
工学・・・社会のために役立つ『モノづくり』を目的とし、それを実現するために、自然科学を扱い、学んでいきます。
そして、この「理学」と「工学」の両方の立場から総合的・学術的な研究や教育を行うのが、「理工学部」です。
「理工学部に進学したい」と考えた時に、どの大学を選ぶのかは、やはり自分の実力・偏差値によると思いますが、私立大学の半分以上には「理工学部」があります。
中でも、【早稲田大学】の「先進理工学部 物理学科」は【慶応義塾大 理工 学門1・学門3】を抑えて、私立大学理学部偏差値の一位になっています。
【早稲田大学】と言えば、日本の難関私立大学のひとつで、知らない人はいないくらい有名な大学です。
【慶応義塾大学】【上智大学】とともに、「早慶上智」とひとくくりにして日本最難関クラスの私立大学と言われています。
【早稲田大学】の理学部は、「先進理工学部」の他に「基幹理工学部」「創造理工学部」があります。
それぞれの偏差値は、「先進理工学部」67~68、「基幹理工学部」「創造理工学部」ともに65~67です。
どこを選択しても、かなり難易度は高いと言えますね。