「私立文系」の大学のなかで、もっとも難しく、高い偏差値が必要とされているのが、【早稲田大学 政治経済学部】です。
「政治経済学部」を最初に発足させたのが、【早稲田大学】だということも有名です。
『政治の理解なくして経済学の理解はあり得ない、経済の理解なくして政治の理解はあり得ない』という、イギリスの慣習を採用して出来た【早稲田大学】文系学部の看板学部であり、中心学部と言っても過言ではない学部です。
一般的に、文系学部の中心学部と言えば、「法学部」であることが多いのですが、【早稲田大学】においては、伝統的に「政治経済学部」なのです。
それほどの【早稲田大学】の看板を背負う、伝統ある学部なだけに、偏差値は68~70をマークしていて、入試を突破するのはかなりの難関と言えます。
内容としては、「政治学」「法律学」「経済学」「社会学」といった科目を幅広く、横断的に学ぶことが出来ます。
そして更に、自分の興味や目的に合わせた専門性を究められるように、「理論分析」「比較・歴史」「国際関係」「公共政策」の4つの科目群の中からの選択制になっています。
「政治学科」「経済学科」「国際政治経済学科」の3学科に分かれていますが、カリキュラムは、いずれによっても政治学と経済学の基本から専門領域までを段階的に学べるようになっています。
政治学・経済学の基礎・専門科目を早期から履修できるよう配慮しているので、学習意欲の高い学生のニーズにも応えていると言えます。
語学教育においては、第1外国語・・・英語、第2外国語・・・ドイツ語・フランス語・中国語・ロシア語・スペイン語となっています。
自分のレベルに合った科目で選択でき、第1、第2外国語ともに、ネイティブスピーカーの少人数制クラスを多く設置しています。
ゼミナールは、200講座が設置されていて、こちらも少人数クラスで専門的な研究を行っています。
海外において、現地の学生と合同セミナーを開くというようなことも実施されています。