大学進学を考える際に、「どこを受験するか」というのは、将来の自分のなりたい職業や、進みたい道を考えて選ぶのが一般的です。
偏差値や、入り易さだけを基準に考えて、【入れそうな大学】を受験するというのは、やめておくべきです。
将来なりたい職業が具体的に決まっていない場合や、一般企業への就職、また、会計士や税理士を目指す方なら、経済学部、経営学部、商学部などを選ぶことが多いようです。
学力的に可能であれば、出来るだけレベルの高い大学に入学するに越したことはありません。
難関私立大学のひとつとされている【早稲田大学】にも、「商学部」があります。
1904年に創設され、教育理念は『「学識ある実業家」を育て社会に送り出すこと』です。
2015年4月に設置予定で、卒業後の進路を意識した履修を実施するべく、2年時の秋学期に選択する演習(ゼミナール)によって決定する6つのトラックに分かれます。
「経営トラック」「会計トラック」「マーケティング」「金融・保険トラック」「経済トラック」「産業トラック」の6種類になります。
将来的に進む道を考えた専門的な分野の勉強が出来るのが、この「トラック分け」のメリットです。
例えば、「経営トラック」であれば、経営学、経営組織、経営戦略、経営史、企業倫理といったものを学びます。
「金融・保険トラック」なら、金融の基本的な仕組みや機能、また保険分野では、家計や企業のリスク処理の体系や保険企業の機能・役割等を学んでいく、といった具合です。
【早稲田大学 商学部】の気になる偏差値ですが、66をマークしていますので、かなり難易度は高いと言えるでしょう。
【早稲田大学】のなかでも、「政治経済学部」の68~70に次ぎ、「法学部」とも並ぶ高い偏差値です。
【早稲田大学】の特徴のひとつとして、『セメスター制』があり、春学期(4~7月)、秋学期(9~2月)から成っており、留学に有利、予習復習の効率化、といった利点があります。