医師を目指す人なら、当然、大学は医学部に進学しなければなりません。
医学部のある大学は多くありますが、どこを目指すのか、自分の将来に直接かかわる問題になりますので、学力や大学の特徴などを踏まえて、よく検討の上、決める必要があります。
私立大学の医学部をお考えなら、歴史ある、そして評判の高い【日本医科大学】が、評判も高く有名です。
慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、とともに旧制医科大学グループのひとつで、『私立医大御三家』と称されています。
教育理念は、「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」です。
気になるのが、やはり【日本医科大学】の偏差値がどのくらいなのか、ということだと思います。
医学部というだけで、「偏差値が高い」というイメージがありますが、大学によっては、６０台の前半というところもあります。
そんな中、【日本医科大学】の偏差値は、かなり高めの68です。
ともに『御三家』と呼ばれている慶應義塾大学の偏差値72、東京慈恵会医科大学の偏差値70と比べると、やや低めではありますが、偏差値65前後の医学部が多い中では、合格するのが難しい、難関大学のひとつと言えそうです。
2013年度のデータによると、募集人数114名、受験者数1799名、合格者数355名、倍率は5.1倍となっています。
【日本医科大学】は、130年以上の歴史があり、最古の私立医科大学であり、「基礎医学と臨床医学の一体」を唱え、「第一線で活躍する医師」の育成を目的としています。
また、医師の育成だけではなく、世界のトップに立つ高レベルな研究成果を生み出すことにも力を入れており、早くから大学院の設置にも積極的に取り組んでいます。
難関大学のひとつではありますが、人材、設備等においても充実した環境で勉強できると思います。
一次試験の科目は、数学（300点）、英語（300点）、理科→物理・科学・生物の2科目（200点）、の合計1000点満点になります。
【日本医科大学】は、「立地条件が良い」「10月後半に秋休みがある」という特徴もあり、入学してしまえば、進級判定もさほど厳しくないので、学生生活を楽しめそうな大学です。
日本医科大学の偏差値・合格
