日本の大学における文系学部としては、もっともメジャーな学部と言っても過言ではないのが「経済学部」です。
その進路としては、民間の一般企業から公務員、公認会計士、税理士、行政書士、社会保険労務士、また、中小企業診断士や宅地建物取引主任者など多岐にわたっており、まだ具体的な目標を決めていない人でも、応用の効く学部であると言えます。
難関私立大学の代名詞とも言える『早慶上智』のなかでも、高い偏差値をマークしている学部でもあります。
私立大学経済学部の偏差値ランキングを見てみても、この3大学がトップを占めています。
【早稲田大学 政治経済学部】の68～70に次いで、2位をマークしているのが【慶応義塾大学 経済学部】の67～68です。
3位の【上智大学 経済学部】は、64～66とやや低めの数字になっており、早稲田・慶応の2校が群を抜いて、レベルが高いことがわかります。
【早稲田大学】は、「政治経済学部」のなかで「政治学科」「経済学科」に分かれますが、【慶応義塾大学】の「経済学部」は、「経済学科」のみです。
【慶応義塾大学 経済学部】は、日本最古という歴史と伝統のある学部です。
「経済学部」は、『慶応の看板学部である』と言っても良いくらいです。
「理財（経済学の旧称）の三田」とも言われており、伝統ある学部なのですが、それと同時に、時代の流れを取り入れた新しい教育を行うべく、積極的にカリキュラムの見直しも行っています。
国際的に活躍できる人材育成のために、英語での経済学教育や海外の大学とのダブルディグリー・プログラムを推進するなど、世界に発信出来る能力を身につけていきます。
一人ひとりが、それぞれの研究テーマを選び、一年かけてじっくりと論文を執筆したり、ゼミナールなどの少人数教育にも熱心に取り組んでいます。
また、文系学部と言えども、線形代数学、微積分学、マクロ・ミクロ経済学、統計学が必修となっており、数学はかなり重要な科目であると言えます。
慶応義塾大学 経済学部の偏差値・合格
